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1000字中の備忘録

最近のニュースからお気に入りまで、色々と文字に起こしていくブログ

Nintendo Switchのお話 ~Dockや本体のお話~

 

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いよいよ来週金曜日発売に迫った「Nintendo Switch」。以前ローンチタイトルについて少し語り、その理由について考察したが、今回はNintendo Switchが及ぼす影響の話やNintendo Switchに実装してほしい機能に関するお話である。

今後の参考にしたりとか、非常に気になる機能とかを予想するのは実際に触るまでできるお楽しみなので、色々考えを巡らせてみると良いだろう。

 

 

 

はじめに

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2016年11月、Nintendo Switchの映像が初公開された。以前はNXという開発コードのみで謎のベールに包まれていた任天堂の最新ゲーム機の姿がようやく垣間見られたのだ。それから約2ヵ月後、「Nintendo Switchプレゼンテーション2017」が開催され、発売されるタイトルやNintendo Switchが有する機能などが明らかになった。

 

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既に本位ではない形ではあるが、Nintendo Switchが市場に出回ったという話もあり、発売日が迫りつつあると実感できる段階にまで突入した。本論は私がNintendo Switchに期待する要素を多数記述している。既存のゲーム市場を大きく開拓するポテンシャルを秘めたNintendo Switchの可能性は到底図りきれないが、今後の参考になれば幸いである。

 

Nintendo Switchで変わる「外で遊ぶ」

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Nintendo Switch据置型ゲーム機でありながら持ち運びが可能という、携帯ゲーム機に近い特徴を有している。これまでの据置型ゲーム機コントローラのノウハウが積み込まれたJoy-Conを筆頭に、さまざまな要素が注目されているが、特に私が注目しているのはNintendo SwitchとテレビをつなぐNintendo Switch Dock」である。

私がNintendo Switch Dockに注目する理由、それは家の外でゲームを遊べる環境を作ることができる点にある。これによる恩恵は個人レベルに留まらないというのが私の考えだ。

 

Nintendo Switch Dockとモニターがあれば、家以外の屋内で友達とゲームを遊ぶことができる。これだけを聞くと、これまでも携帯機やモバイルゲームで実現できていたと思う人は多いだろう。むしろ気軽さでいえば携帯ゲーム機のほうが勝っていると言える。

しかし「屋内」という条件が入ると飲食店などのスペースを利用するか、何らかの施設を利用する手続きを事前に行う必要があった。

 

ファストフード店でゲームをしている子供たちや公共施設の1室を借りてオフ会を開く人たち、こうした光景に覚えのある人はいるだろう。つまり、外で友達と集まってゲームをする場所というのは、思っている以上に限られていたのだ。子どもなら友達の家でも問題ないが、大人だと翌日の予定などを考えるとなかなか上手くいかないものである。

 

Dockがもたらす恩恵 ~外で遊ぶ編~

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この問題点を解決すべく動いていたのがゲームバーだろう。ゲームバーというのは飲食を楽しみつつ、店舗が用意している家庭用ゲーム機を利用して友人と同じ場所でゲームを楽しむことができる施設である。まだまだ数は少ないが、大人が友達と一緒にゲームで遊ぶためのスペースとしては申し分ない場所なのだ。

 

しかし、そのゲームバーの数は非常に少ない。現時点でゲームバーの数が少ない理由として考えられるのは店舗側の負担が大きいことだろう。

1席あたりにモニター、ゲーム機、コントローラ、ゲームソフトを準備しておく必要があるため、軽く見積もっても1席あたり4~5万円の初期費用がかかる。近年の家庭用ゲーム機の場合、不具合やアップデートなどの手間を考えればさらに費用がかかるだろう。特にモニターが機能不全に陥った場合は、家庭用ゲームを遊ぶためのスペースが減ってしまうという致命的な問題に発展する。

 

その問題点をNintendo Switch Dockが解決してくれると私は考えている。例えば、ホテルの1室やカラオケボックス、ネットカフェなどにNintendo Switch Dockをさりげなく置いておくだけでいい。これだけで「屋外の施設でテレビゲームを楽しむ施設」が完成するのだ。そうした施設があることを知れば、Nintendo Switchを友人と遊ぶために利用する人も出てくるだろう。

 

ゲームバーを経営する際にもNintendo Switchが得られる恩恵は大きい。Nintendo Switchならば、店舗側が用意すべきなのはNintendo Switch Dockとモニターだけ。たとえモニターが機能不全に陥ったとしても、利用客の合意があればNintendo Switchだけでも機能する点はうれしいところ。本体やコントローラも、Nintendo Switchなら自然な形で顧客が持参してくれる。これらによって1席あたりに必要な費用が大幅に削減されるのだ。Nintendo Switchに特化したゲームバーは店舗側から見て非常にコストパフォーマンスに優れているといって良いだろう。

 

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Nintendo Switchの登場により「家の外でテレビゲームを楽しむ」という行為を、アーケードゲーム以外でも現実的なレベルで実現させることができるかもしれない。そういう意味でもNintendo Switchは大人向けのゲーム機としての側面を持っている。Nintendo Switchの登場で最も警戒しないといけないのは、案外アーケードゲーム市場なのかもしれない。

このように持ち運びできる点が注目されやすいNintendo Switchであるが、Nintendo Switch Dockにも大きな可能性が秘められているのだ。

 

Dockがもたらす恩恵 ~外で競う編~

 

 

『Splatoon2』ではNintendo Switch Dock同士で有線LAN接続を行うことによるマルチプレイに対応している。これにより無線通信を廃した通信プレイが可能となり、通信環境に左右されないマルチプレイが可能となったのだ。オンラインゲームでよく問題視されていたラグの問題を排除することに成功したといえる。


この要素は明らかにe-sportsなどを意識したシステムである。たとえ任天堂本社の協力が得られずとも、個人で『Splatoon』の公式大会「Splatoon甲子園」で登場した「イカす号」のような設備を作ることが可能となった。知識や設備を整えさえすれば、大会に準拠した環境を誰でも整えられるようになったのは大きい。何よりうれしいのは、こうした機能があらかじめNintendo SwitchおよびNintendo Switch Dockに搭載されている点であろう。これにより、Nintendo Switch Dockはカジュアル性と競技性を両立することになる。


大人が持ちうる実用性

上記のように、Nintendo Switchにはゲームをプレイする大人への配慮が広く行き渡っているゲーム機だといえるだろう。

これまでゲームをプレイする大人が求めていた「同じ場所でゲームをプレイする空間」の形成を、Nintendo Switch Dockが手堅く支援してくれる。

 

施設、店舗などでNintendo Switchの恩恵が得られるようになれば、これまで以上にゲームという存在を一般的なものにまで昇華できる可能性がある。最近だと米大統領ドナルド・トランプ氏と日本首相である安倍晋三氏による“ゴルフ対談”が話題になったが、そのゴルフがゲームに置き換わる可能性だって、ひょっとしたらありうるかもしれない。

 

となれば、次に考えるべき点は「実用性」である。多くの大人が購入に踏み切るような、ゲームという娯楽性とは別の実用性を搭載したいところである。

 

ゲーム機が持つべき実用性

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暇つぶしの商品にはほんのちょっとの実用性を入れておく必要がある。かつてゲーム&ウォッチを生み出した際の故・横井軍平氏の言葉である。当時ゲーム&ウォッチを開発した際、子供が大人に説得するための手段として、ゲーム内に時計機能を盛り込んだ。この教えが後のニンテンドーDSでは脳年齢を測るソフト、Wiiでは体重を測るソフトといった時代に即した形で作られたゲーム機が大ヒットを記録している。

こうした日常生活に溶け込ませる実用性が、今のゲーム機には少しだけ求められているのだ。

 

ニンテンドーDSブラウザー

最近のゲーム機には、こうした実用性が標準的に搭載されていることも当たり前になりつつある。その代表格がインターネットブラウザだ。スマートフォンやパソコンを持てなくても、専用のソフトウェアでブラウザ閲覧や動画視聴を可能にしている。こうしたインターネット機能が標準搭載されているのが昨今のゲーム機なのだ。Nintendo Switchには、できればもうひとひねり欲しいと考えている。

 

現状、Nintendo Switchに組み込める実用的な機能というと、メモ帳機能が考えられる。このメモ帳機能が満たすべき要件は全部で5つある。

まず1つ目はスムーズな起動ができること。ゲーム中のひらめきなどを素早くメモして記録することがNintendo Switchメモ帳機能としての第一歩となる。ニンテンドー3DSでもメモ機能は存在していたが、ゲーム中に利用できる手軽さがまだ足りない。ゲーム中からスムーズな切り替えができることが望ましい。ゲームに関係ない要素でも何らかの文字入力ができれば、ゲーム以外でもNintendo Switchに触れる機会は多くなるだろう。

2つ目は「.txt形式」でパソコンに転送、保存ができること。ゲーム中に閃いたことなどをパソコンに転送、そこから更に共有するなどの使い方ができるようにパソコンへ転送する機能は是非とも欲しいところである。他にも、パソコンを経由せずにSNSに直接投稿できれば尚良い。

3つ目はより直感的な操作を可能とする手書きによるメモ入力である。Nintendo Switch本体には静電容量式のタッチパネルが搭載されているので、これを生かさない手はないだろう。こちらに関しても、何らかの方法でPC間とのやり取りを行えるのが望ましい。

4つ目はゲームのスクリーンショットとメモを同時に保管できること。メモに画像を添付する形でスクリーンショットとメモを同時に見られるようにすれば、その時の思い出を綴るという使い方も可能となる。

 

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5つ目はコントローラによる独自かつ簡易的な入力方式を持つこと。これはNintendo Switchの独自性を高める上で重要な要素である。快適な文字入力をコントローラだけで行えるようにするという機能だ。例として挙げると『どうぶつの森』シリーズの初期に採用されていた文字入力のシステム。あのような独自の文字入力システムが絶対に必要だと考えている。

どうやらコントローラによる独自の入力方式は他のハードでも実施されているようだ。こうしたコントローラのみでスムーズな文字入力システムが、Nintendo Switchに是非とも欲しいところである。


これまでにない文字入力システム、というのは子供にとっては刺激的で、大人にとっては他の端末を差し置いてNintendo Switchのメモ機能を使う理由にもなる。ゲームと関連付けるのはもちろん、それ以外の場面でも使用して初めて実用性が証明されることになる。

 

おわりに

以上が、私がNintendo Switchの今後に期待している要素である。Nintendo Switchの特異性はこれまでのゲームのあり方を根底から覆し、ゲーム市場全体に新たな風を吹き込む可能性を秘めたゲーム機であると私は考えている。

今回はNintendo Switch Dockが持つ可能性と、Nintendo Switchが持つべき実用性。2つに絞ってその可能性と仮設を提唱した。現時点ではまだ予想に過ぎないが、すでに水面下では特定の店舗・施設にNintendo Switch Dockを導入する動きが起きているのかもしれないし、メモ帳機能を上回る実用性を持つ機能が盛り込まれているのかもしれない。

 

2017年2月25日・26日にはグランフロント大阪にて、最後の発売前体験会が実施される。予定にある人はせめてゲームの方だけでも体験してみるといいだろう。

topics.nintendo.co.jp