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1000字中の備忘録

最近のニュースからお気に入りまで、色々と文字に起こしていくブログ

『星のカービィ ロボボプラネット』

以前クリアしたゲームを紹介するシリーズ。今回紹介するのは星のカービィ ロボボプラネット』

 

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星のカービィ ロボボプラネット』は2016年4月28日に発売したニンテンドー3DS向けのアクションゲームである。開発はHAL研究所、販売は任天堂が行っている。

大乱闘スマッシュブラザーズ』などでも知られる桜井政博氏が生み出した『星のカービィシリーズ』の最新作であり、ニンテンドー3DSならではの奥行きのあるマップ構成の他にも、乗り込み型ロボットの「ロボボアーマー」に乗り込んで戦うといった新要素が登場している。

 

 

 

あらすじと世界観

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星のカービィ』の舞台となるのは呆れるほど平和な星「ポップスター」。そこへロボットを操る悪の企業が突如侵略を開始し、ポップスターを機械交じりの惑星にしてしまう。緑の広がる草原を取り戻すため、そして悪の企業を打ち倒すためカービィの冒険が始まるのだった。

 

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これまでの星のカービィにも、機械や工場をイメージしたステージは部分的に登場していたが、本作はいたるところでキカイ化が進行中。そのため、他の作品に比べてやや人工的な世界観が特徴となっている。敵キャラや仕掛けはもちろん、ボスもどこかメカメカしい感じになっている。

 

カービィのアクション

基本的な操作

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カービィの基本的な攻撃方法は吸い込みである。これは星がキカイ化しようと変わらない。吸い込んだ敵やブロックは飲み込んでしまうこともできる。他にも吸い込んだ敵を吐き出し、別の敵にぶつけて倒す……なんて芸当も可能。

 

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さらに、カービィは空中でAボタンを押すと空気を吸い込み空を自由に飛び回ることが出来る。穴に落ちそうな時もこれがあれば一安心、排気ガスも何のその。ただし、敵を吸い込んで頬張っている時は飛ぶことが出来ないので注意。

 

星のカービィ』は吸い込みとホバリング。2つの操作さえ分かっていれば大体大丈夫。詳しい操作方法はスタートボタンを押せば出てくるので、わからないことがあったらそちらを見ればよろしい。

 

コピー能力で突き進め

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敵の中には能力を持った敵がいる。能力を持った敵を飲み込むことでカービィコピー能力を得るのだ。コピー能力を得たあとは、吸い込みに代わって取得したコピー能力を駆使して戦う。

 

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コピー能力のバリエーションは実に様々。それぞれが簡単入力で多彩なアクションを見せてくれる。このコピー能力のバリエーションこそが、本作の魅力の1つと言えるだろう。

口から火を吹く「ファイア」や剣を持って攻撃する「ソード」といったシリーズで共通して登場するお馴染みの能力以外にも、「サーカス」「ニンジャ」「ジェット」なんて変わり種も。

 

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登場するコピー能力は作品によって異なる。本作では「機械」が前面に押し出されいるためか、新たに登場したコピーも「ドクター」「ポイズン」「エスパー」といった近未来感が溢れるものが多い。

 

発進!ロボボアーマー

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本作の新要素の一つであるロボボアーマー。このロボボアーマーこそが、本作最大の魅力であると言っても過言ではない。

ロボボアーマーはそのパワーで普通だと壊せないブロックを壊したり、仕掛けを動かしたりすることが可能になる。

ここら辺の豪快さは前作までの「ウルトラ能力」や「ビックバン」と変わらないように見える。しかし、ロボボアーマーはこれまでとは違う要素を持っている。それは、ロボボアーマー自体が敵の能力をコピーして使う点だ。

 

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能力を持った敵の近くで攻撃すると自動的にスキャニングが開始。能力を取得することが出来る。コピーできる能力数は通常時に比べて少ないが、ロボボにもコピー能力ごとのアクションが用意されている。

 

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ロボボアーマーの大きな特徴その2として挙げられるのは、途中で降りることが可能なこと。ステージによってロボボアーマーを格納する場所があり、そこから乗り降りすることが出来る。

 

これまでの目玉要素だった「ウルトラ能力」「ビッグバン」は基本的に一度能力を得たらゴールまでそのままである。そのため、基本的にはいずれもステージの後半に設置する必要があった。

しかし、今回のような乗り降りの要素を加えることで、ステージ内の様々な場面でロボボアーマーを活用できるようになった。中にはロボボアーマーとカービィのアクションを同時に使い分けることで新たな道ができる……なんてことも。

 

コピー能力で謎解き

本作には、ICキューブとステッカーという収集要素がある、ICキューブに関しては各ステージ毎にいくつかあり、ある程度集めておかないと最後に待ち受けるボスへの扉を開くことが出来ない。

 

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ステッカーは集めて楽しいコレクション。単に集めるだけではなく、ロボボアーマーに貼り付けてカスタマイズすることも出来る。

 

こうしたアイテムは、場合によってはコピー能力を駆使したり、少し頭を捻る必要がある場所に隠されている。コピー能力と、場合によってはロボボアーマーの力を借りて集めてみてほしい。

 

豊富なゲームモード

サブゲームが充実しているのも星のカービィの特徴の1つ。本作にも遊び応えのあるサブゲームが多数収録されている。

 

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「みんなで!カービィハンターズ」は本編に登場しない特殊なボスと戦うモード。ジョブ(専用に調整されたコピー能力)を選択して、仲間と共にボスの撃破を目指す。このモードに限り1本のソフトで最大4人までの強力プレイが可能。

ダメージを与えていくとボスがアイテムを落とすことがあり、それを集めることで「フレンドメテオ」が発動。強力な一撃と共に相手を気絶させることが出来るので積極的に狙ってハイスコアを目指そう。

 

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このサブゲームには経験値が存在している。クリアする毎に経験値が上昇し、レベルアップでステータスが上昇していく(たまに全く関係ないステータスが上昇することも)。勝てないボスと出くわした時にはレベルを上げて再挑戦するのも手。

 

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カービィの3Dチャレンジ」は名前の通り、3D化したフィールドでのカービィのアクションが楽しめる。吸い込みと掃き出しを駆使した、コピー能力を使わないアクションで敵を倒し、ステージの最後に控えるボスを撃破するとステージクリアとなる。

ステージ毎にスコアが記録されるため、スコアアタックとして楽しむことが出来る。複数の敵を同時に倒したり、より速いクリアを目指すのがコツ。

 

これだけに留まらす、ストーリーモードをクリアすることで解放されるサブゲームがいくつか存在する。シリーズお馴染みの本編で登場したボスと連続して戦うモードに加え、他にもいくつかの隠しサブゲームが存在してる模様。

 

総評

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本作を遊んでいて違和感を感じた要素が1つある。それは一部のコピー能力の影が薄いことだ。例えば、本作には説明文で仄めかされているような「スナイパー」専用の謎解き要素がない。他にも振り返ってみると「あれ? このコピー能力出てきたっけ?」と思えるようなコピー能力がいくつか見受けられる。まあ中には意図的に少なくしているものもあるんだが。

 

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特に影が薄く感じたのは「ボム」。ロボボアーマーに乗っている時はお世話になった一方で、乗っていない時に「ボム」を活用した記憶が少ない。

どうしてこのようなことになっているのか。それはコピー能力を活用した謎解きを可能な限りロボボに集約させたと個人的には考えている。コピー能力を切り替えながら謎を解く楽しみをロボボに、好きなコピー能力でステージを進める楽しみをカービィに。2つの楽しみ方が自然に分けられているのだ。

 

前作までの謎解きはそのステージで登場するコピー能力を活用していた。そのため、ステージ内をくまなく探索しようとすると、コピー能力を切り替えながらステージを進めていく必要がある。好きなコピー能力だけで遊んでいると十分に探索しきれなかったのだ。

 

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本作ではお気に入りのコピー能力で気兼ねなく突き進むことができるようになり、これまで以上に自由な形でステージ内を探索できるようになったと言える。

とはいえ、通常のコピー能力を使った謎解きが完全になくなったわけではない。たまには気分転換で色んなコピー能力を使ってみるといいだろう。

 

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明確な不満点としては、前作でも登場していたジャイロセンサーを使用した仕掛け。これ自体は悪くないのだが、数が非常に少ない。中途半端に導入してしまった感があるのと、操作の混乱を防ぐためにもバッサリカットしてしまった方が良かったとも思う。

 

あともう1つだけ、最後の最後の初見殺しは今後やめといた方が良いと思う。個人的には勝利の余韻に浸りたい場面だからね。

この最後の最後が何なのか分かれば、100%クリアは目前。

 

前作までで好評だった要素をさらに発展させつつも、万人におススメできる『星のカービィ』の原点に忠実な作りとなっている。その一方で世界観やシステムで前作までとは一線を画する作りになっているため、シリーズファンも新鮮な気持ちで遊べるようになっている。

基本に忠実、そしてファンの期待を裏切らない。長年続く『星のカービィシリーズ』最新作に相応しいゲームと言えるだろう。

 

おまけ

最近の『星のカービィシリーズ』では過去作品に登場した要素がこっそりと、メインストーリーに関わっていたりする。この混ぜ加減が絶妙で、知らない人にはあたかも本作初登場のように感じてしまうほど。クリア後にネットで調べてみたり、過去作品に興味を持って遊んでみると、思わぬ発見があるかもしれない。

 

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元ネタ、というか演出面で本作を意識しているところがある。2Dアクションでありながら立体感を感じさせるマップ構造などが本作に受け継がれている。

『64』自体は基本となるコピー8種を組み合わせる『ミックス能力』が魅力となっている作品。様々なコピー能力をミックスさせたバラエティ豊かな能力で道を切り開き、謎を解いていく。WiiUバーチャルコンソールで配信されているので、比較的安価で購入することが出来る。

 

星のカービィ ウルトラスーパーデラックス

星のカービィ ウルトラスーパーデラックス

 

バーチャルコンソール版でも配信されている『星のカービィ スーパーデラックス』のリメイク作。実は『星のカービィ』のシリーズ作品は基本的な部分を除いて、いくつかのシステムが二転三転していた。最近はこの作品(及びリメイク前)の操作をベースとする形で落ち着いたようだ。

リメイク前であるバーチャルコンソールSFC)版でも悪くないが、ここでは書けない理由でリメイク版をお勧めしたい。

カービィの基本的な操作を軸とした多彩なゲームモードとストーリーが収録された豪華な作品となっているので、気になった人は是非遊んでほしい。

 

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こちらはリメイク前(SFC版)のページ。「0%_0%_0%_」などでも有名な作品。『64』同様にWiiUバーチャルコンソールで配信中。気軽に遊びたい人、2人プレイを楽しみたい人たちはこちら。

 

さらに、本作は体験版も配信している。これを遊べば本作の魅力がマルわかりになっているので、気になるならないに関わらず体験版を遊んでみると良い。

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