読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

1000字中の備忘録

最近のニュースからお気に入りまで、色々と文字に起こしていくブログ

『モンスターハンター ストーリーズ』

ゲーム

最近クリアしたゲームのレビューを行っていくつもりで書いていくシリーズ。今回紹介するのは『モンスターハンター ストーリーズ』。

 

www.mh-stories.jp

2004年に「ハンティングアクションゲーム」の先駆けとして登場し、現在でも高い人気を有する『モンスターハンター』。今作はモンスターハンター』初のRPGとして登場した作品である。

モンスターを育て共存する「モンスターライダー」となって、絆を結んだモンスター「オトモン」と共に各地を冒険するゲームとなっている。

モンスターハンター』としての世界観はそのままに、これまでにない新しい世界をオトモンと共に冒険し、立ちはだかる障害をオトモンと共に乗り越えていく。

 

geolight.hatenablog.com

今回は「マップ」と「戦闘」に集約して書いている。前回の体験版で不満点に挙げた「ライダー同士の戦い」に関してはほとんど触れていないので悪しからず。とはいえ、クリアまで遊んだので、知識量の差で頭を悩ませることはもうなさそうだ。

 

 

世界観

本作最大の魅力は本格的なモンスターハンター』の世界観をRPGで味わうことが出来る点にあるだろう。アクションゲームが苦手な人でも安心して楽しめる『モンスターハンター』となっている。

戦闘ではこれまでの作品を踏襲したモーションが使われていたり、調合や採取といった点は大体同じになっているなど、これまでのシリーズで培われてきたものをふんだんに取り込んでいるのが特徴である。

 

ストーリーはライダーとオトモンの「絆」をテーマに描かれており、オトモンと共に世界中に広がりつつある「黒の瘴気」に立ち向かう。物語の中では主人公であるライダーとハンターの交流が描かれており、『モンスターハンター』の世界観を広げるうえでも役立っていると言えるだろう。

 

マップ

フィールド~広大なマップをオトモンと共に駆け抜ける~

マップではオトモンに乗りながら、フィールドを自由に駆けることが出来る。

ライダーの冒険する舞台となるのは平原、洞窟、雪原、火山…… と、実に様々。随所に『モンハン』らしさを残しつつ、モンスターに乗れる本作ならではの要素を多数備えている。

フィールドによって様々なモンスターが登場し、フィールド上にあるモンスターの巣からタマゴを持ち帰ることで新しいオトモンを仲間にすることが可能。

 

フィールド各地には採取ポイントが散らばっており、フィールドからアイテムを採取するのは本家と同じ。ただし、フィールドが広くなっているためか1つの採取ポイントにつき採取は1回だけで、オトモンにライドしながら採取できる。広いフィールドを駆け巡る中で手間がかからないように、本作なりに最適化されている採取システムとなっている。

 

オトモンにはそれぞれライドアクションが備わっており、フィールド上の障害を乗り越えるうえで必要になってくる。『ポケモン』で例えるところの「ひでんわざ」といったところか。
ドスランポスジンオウガだと特定の場所を飛び越える「ジャンプ」、ティガレックスネルスキュラだと壁のツタをよじ登る「ツタ登り」、リオレウスだとフィールドを自由に飛び回れる「飛行」、といった感じでモンスターによって備わっているライドアクションは様々。

一度探索したところでも、新たに使えるようになったライドアクションを駆使することで新たな道が切り開けることも。怪しい場所があったらよく覚えておこう。

 

フィールドのアレコレ~もっと便利にしてほしいネコタク~

フィールドで行うことは以下の通り。新しいオトモンを仲間にするには、タマゴから孵化する以外の方法はない。

戦闘で経験値を獲得しつつ、フィールドにランダムで発生する巣へ侵入してタマゴを入手しよう。金色の巣はレアな巣となっており、通常よりも色々お得な巣なので見逃さないように。

  • アイテムの採取
  • 野生モンスターとの戦闘
  • 巣に入ってタマゴを探す

巣の中では大型モンスターが待ち構えていることもあるので油断しないように。 無事、持ち帰ったタマゴは厩舎で孵化することが出来る。

ちなみにオトモンが持っている遺伝子は、巣から持ち帰ったタイミングで確定する。全国のライダーが何を考えているかは知らないが

「巣からタマゴを入手→セーブ→持っている遺伝子が気に入らなかったらリセット」

といったリセマラとかは出来ないのでそこは注意。

 

なお、オトモンに名前を付けれるのは「孵化した直後」だけ。どこぞの姓名判断よろしくオトモンの名前を変えることは出来ないので、見た目や名前の印象でパパッと付けてやるか、あらかじめどんな名前にするか考えておこう。

 

マップの大雑把な移動はこれまたシリーズお馴染みのネコタクを使って行う。マップ各地にネコタクスタンドがあって、一度立ち寄ったネコタクスタンドへ一気に移動することができる。

このネコタクスタンドではセーブも行えるのだが…… 正直なところ、セーブはいつでも出来るようにしてほしかった。

というのも、ボス戦が近い→ワザワザ以前見かけたネコタクスタンドを探してセーブする。という流れが非常に多かったから。ネコタクチケットもドンドン気兼ねなく使える値段にして、基本どこでもセーブできるくらいでよかったというのが個人的な感想。

 

戦闘

戦闘の流れ~シリーズに忠実かつ飽きさせない作り~

マップ上のモンスターと接触すると戦闘開始。敵に気付かれることなく後ろから接触できれば不意打ちに成功、最初の1ターンは一方的に攻撃できる。逆にモンスターに後ろを取られると相手からの攻撃を1ターン一方的に喰らうので注意しよう。

 

戦闘中のオトモンは基本自由に戦っているが、絆ポイントを使うことでオトモンが持っているスキルを指示することが出来る。

 

攻撃モーションはこれまでの作品をちゃんと踏襲していて、パワー攻撃だったら力任せに突っ込む攻撃モーション、テクニック攻撃だったら尻尾を使った攻撃モーション…… といった感じで細かく作られている。

通常攻撃以外にも戦闘中で使用するアクティブスキルが存在し、それぞれのモンスターやオトモンおよびライダーの武器ごとに相応しいものが用意されている。

 

絆ポイントは戦闘中にも溜まっていくが、通常攻撃のぶつかり合いで発生する3すくみ勝負に勝つことで大幅に絆ポイント獲得することができる。

他にもボタン連打などで勝負する特殊状況が発生し、勝利するとダメージ+絆ポイント獲得のボーナスが付く。戦闘中は単にコマンドを選ぶだけ…… というわけではなく特殊状況によって戦闘に飽きさせない作りとなっている。

 

ゲリョスは毒液を使ったあと、必ずテクニック攻撃を使用する」といった感じで、相手モンスターおよびオトモンの攻撃傾向はある程度の偏りがある。上手く見抜いて真っ向勝負に勝利して絆ポイントを獲得していくのが勝利への鍵となる。

 

「絆ポイント」が最大まで溜まると戦闘中にライドが可能。乗りながらオトモンに通常攻撃の指示を出せるほか、強力かつド迫力な「絆技」で一気に大ダメージを与えることが出来る。シナリオ中では「絆技」の威力に頼る場面も多いので、積極的に狙っていきたいところ。

 

また、倒す前にアイテムのペイントボールを使用したり、モンスター毎に異なる条件で倒すと帰巣することもある。帰巣したモンスターの巣からは帰巣したモンスターのタマゴが確実に持ち帰ることが出来る。特定のモンスターのタマゴを入手したい時は役立つテクニックである。

 

課題点~システム面で不親切~

こんな感じでバトルに関しては上手く作られているのだが、状態異常や弱点が把握できない点は気になった。あらかじめ『モンスターハンター』の知識を持ってないと、モンスターの弱点や爆破やられを始めとしたモンハン特有の状態異常の効果が把握しづらい。

 

ポケモン』だとトレーナーズスクールでそれぞれ状態異常に関する説明を見ることが出来たのだが、いざわからない要素が出てくると不便なのが良く分かった。
他の例を挙げると『幻影異聞録 #FE』の場合は初めて状態異常に出くわすとヘルプが出て来たし、ゲーム内で状態異常に関する説明はしっかりしておく必要がありそうだ。

 

せっかく戦闘中はナビルーが喋ってバトルを盛り上げてくれるので、ナビルーが状態異常に関するアレコレを喋ってくれると良かったのかもしれない。

イメージとしては毒になったら「少しずつ体力が減っていくぞ!」とか、爆破やられは「ターン経過でダメージを受けるぞ!」とかそんな感じで。

 

弱点に関してはアイテムの「双眼鏡」で戦闘中のみ確認することが出来る。ただ、そこは「モンスター図鑑に載せておいてほしかった」というのが本音。オトモンに出来るモンスターはオトモン図鑑で把握できる分なおさらである。

 

状態異常のなかでは「爆破やられ」が群を抜いてヤバいので、「爆破落とし洗剤」だけは常備しておこう。そしてウラガンキン(アゴが特徴的なモンスター)やブラキディオス(前足と角が蛍光色になっているモンスター)と戦う時は、「爆破落とし洗剤」をバトルポーチにセットしておくこと。

それ以外の状態異常はターン経過で自然回復を待っても…… まあ基本的に死にはしない。

 

「状態異常」の問題を加速させている要素としてもう一つある。本作は戦闘時に持ち込むアイテムは「バトルポーチ」にセットしないと使うことが出来ない。状態異常を治すアイテムはその都度セットし直す必要があるのだが、これが結構面倒臭い。

初見のモンスターだと特定の状態異常を喰らいっぱなしで、マップ上でしか状態異常回復アイテムを使うしかない…… なんて場面も。先述した爆破属性やられだけはヤバいというのもこの点が大きく絡んでいる。

 

バトルポーチによく使うアイテムをセットする点と、アイテムごとに1回の戦闘で持ち込める数が決まっているシステムは悪くなかった。しかし通常モンスターと戦う時は結構不便だったので、次は上手く改善してほしいところ。

 

まとめ~不満など気にならないレベルで楽しい作品~

他にもオトモン管理などで感じるシステム面での不便さや所々で『モンスターハンター』の知識が必要になっている点は痛いが、それでもハンティングアクション以外の『モンスターハンター』が登場したのは大きいだろう。

個人的には是非ともシリーズ化して、『モンスターハンター』が幅広い層に愛されるゲームになって欲しいものである。

 

2017年3月18日にはハンティングアクションモンスターハンター』の最新作『モンスターハンター ダブルクロス』が発売される。本作に登場したモンスターほぼ全てに加えて、たくさんのモンスターが登場するので興味を持った人は是非こちらも遊んでみてほしい。

www.capcom.co.jp