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1000字中の備忘録

最近のニュースからお気に入りまで、色々と文字に起こしていくブログ

『蒼き雷霆(アームドブルー)ガンヴォルト爪』

ゲーム

最近クリアしたゲームのレビューを行っていくつもりで書いていくシリーズ。今回紹介するのは『蒼き雷霆(アームドブルー) ガンヴォルト爪』

前作、及びGVの操作に関しては以前書いた記事を参照してほしい。

 

geolight.hatenablog.com

 

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『蒼き雷霆(アームドブルー)ガンヴォルト爪』は2016年8月にニンテンドー3DS向けに発売されたライトノベル2Dアクションゲームの第2作目。開発は引き続きインティ・クリエイツが行っており。SF系ライトノベル調の世界観はそのままに前作以上にスタイリッシュかつ爽快感を感じられるゲームとなっている。

ニンテンドーeショップで購入できるほか、前作と合わせて収録されたパッケージ版蒼き雷霆ガンヴォルト ストライカーパック』も発売中である。

 

物語は前作の戦いが終わってしばらく経ったところから始まる。そのため、前作のネタバレが容赦なく行われるのでストライカーパックで購入した人などは要注意。オープニングステージの時点でネタバレ満載である。

 

 

ストーリー

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前作同様、人類の中に第七波動(セブンス)と呼ばれる特殊能力を持つ者たちが表れ始めた近未来が舞台。

多国籍能力者集団エデン。彼らは今まで同胞を虐げてきた無能力者への復讐を果たすため、海を越えての侵攻を開始した。

電子を操る「蒼き雷霆(アームドブルー)」の能力者ガンヴォルト(通称:GV)は平穏な日常を守るため。能力者根絶のために戦い続ける科学者の少年アキュラはエデンに攫われた妹を助け出し、能力者を討滅するため。それぞれの思惑を秘めた戦いの火ぶたが切って落とされようとしていた。

 

本作では2人のプレイアブルキャラクターであるアキュラとガンヴォルト、2人のアクションと2つのストーリーを楽しむことが出来る。

 

前作からの改善点

本作は前作の反省点を考慮しつつ、より爽快感を味わえるように様々なポイントが改善されている。特に大きいのがクードス周りのシステムだろう。

 

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前作では敵の攻撃に接触するとクードスが0にリセットされるため、本作の見どころの1つである謡精の歌を聞ける機会が限られていた。その問題点を克服すべく、本作ではクードスに3つのモードが加わった。
いくら敵に接触してもクードスがリセットされないアパシー。3回目の接触でクードスがリセットされる「ティミッド」。そして前作のルールを踏襲し、1回でも敵に接触するとクードスがリセットされるレックレス」。前作ではそれなりにやり込まないと聞けなかった謡精の歌も、ある程度慣れてきたらプレイヤーなら誰でも楽しめるようになったと言えるだろう。

まずはアパシーでプレイしてゲーム及びステージに慣れるところから始めよう。慣れてきたらティミッドでクードスの清算を考えたり、敵の配置を覚えて行動することを覚える。最終的にはレックレスに挑戦してランクS+を目指すというのが遊び方の一つ。

 

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ただまあそんなまどろっこしいことをする必要もない、アパシーでも本作の魅力は十二分に体感できるのでその点は安心してほしい。

 

その他、細かい所が改善されている。

  • ステージ毎に入手できるアイテムが分かるようになった
  • クエストを受注する必要がなくなった。達成したら報告する必要があるのは前作と同じ。
  • クエスト画面が見やすくなった(全部、報告待ち、達成済み、未達成の4つにソート可能)
  • ライブノベルの濃さを調整できるようになり、視界の妨げになりにくくなった

 

ゲームの流れ

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ミッション選択画面のトークルームでは、各陣営で会話を行うことができる。

GVの場合はシアンの他にも異国のフェザーのメンバーであるシャオウー、そして無能力者でありながらGV達を匿ってくれているオウカと会話することが出来る。

アキュラの場合はロロに加え、声を失った妹のミチルアキュラたち兄妹に使える侍女ノワとの会話になる。

どちらも非常に多くの会話が用意されており、会話によってHPが0になった時に復活する確率が上がる。暇を見つけては会話を楽しむといいだろう。

 

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ステージの流れとしては前作と大きく変わらない。ライトノベル2Dアクションゲーム」の名の通り、道中はGVだとシアンとシャオウ―、アキュラの場合はロロとノワ、彼女らとの会話を通してゲームが進行していく。

 

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ステージの最後にボスが待ち構えているのも前作と同じ。ボスとの会話では、敵が能力者であるためかGVは主人公らしく反論している一方でアキュラは端から理解しようとしていない。

そのせいかGVは曲がりなりにも双方向のコミュニケーションが取れているのに対して、アキュラはお互いに言いたいことを言いたい放題している。こうした考え方の違いを見比べてみるのも面白い。 

 

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ゲームのポイント

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前作に比べると、Sランクまでのボーダーラインが非常に低くなっている。前作を遊んだことのある人だと、初見でSランクが取れることも。

GVとアキュラの所持アイテムと所持金は別々に管理されている点、ランクが高いほどクリア後に入手できるアイテムが多くなる点から、前作以上にアイテムを多く入手しやすくするための措置とも言える。

Sランクはアパシーでも取れるので、Sランクを取れる頃にはこのゲームの醍醐味が大体わかってきているはず。

その代わり、最高ランクであるS+のボーダーラインは非常に高い。基本的にはレックレスでしか取れないようになっている。

 

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ボスは前作以上に手ごわくなっている。カゲロウが効かないスペシャルスキルを使うボス、地面と所狭しと走り回るボス、一定時間ごとに回避不可能(カゲロウで凌ぐことは可能)な攻撃を放つボスなど、前作以上に曲者ぞろい。対処の難しいスペシャルスキルはもちろんのこと、全体的に動き回るボスが多くなった。不意の接触事故には十分注意すること。

 

感想

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本作の感想、というかまずツッコミどころを1つ。謎の少女が全然謎してない点はビックリした。ゲーム中だと謎も糞もない。一応正体に関しては伏せておくので、その正体は是非プレイして確かめてほしい。

 

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残念な点を敢えて挙げるなら……GVの方はやや難易度高めに思えたこと。オーバーヒート(EPケージが0になり、しばらくカゲロウや雷撃鱗が使えなくなること)という概念がGVにしかないため、一部のボスはGVだと目に見えて難易度が高くなっている。そこら辺の差異は少し気になった。オーバーヒートからの復帰はもう少し早めでも良かったかもしれない。

 

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あと、完全クリア後に解放されるスコアアタックモードは完全にコアユーザー向けな内容になっている。上位勢のプレイを垣間見れるようにしてほしいとは思うが、さすがに難しいか。

他にも、完全クリア後にはスペシャルステージが解禁される。前作のような高難易度ステージとは異なる、一味違うステージが待ち受けているので挑戦してみて欲しい。

ちなみに、本作の真エンディングを見る方法は簡単。同一データでアキュラとGVの両方をクリアした後にもう一度最終ステージをクリアすれば良い。これも地味な改善点の1つである。

 

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やはり、本作最大の魅力はアキュラのアクションだろう。全く異なるタイプのアクションを新たに落とし込むことでGVに並ぶ、もしくはそれ以上のスタイリッシュさを見事に実現させた。

アキュラの細かいアクションについては別に記事にまとめて投稿する予定。『蒼き雷霆(アームドブルー)ガンヴォルト爪』の購入を迷っている人はもちろん、購入したもののアキュラの操作感に戸惑っている人はそちらも合わせて読んで欲しい。

 

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前作の問題点を綺麗に改善し、2つのアクションを1本のゲームに落とし込んだ本作はまさに前作の正統進化と言って差し支えないだろう。

ストーリーの方は主人公2人の敵は共通しているが、戦う理由がハッキリ異なっており、王道展開ながらもそれに留まらない広がりを見せてくれる。

初心者はストーリーと進化したアクションを堪能し、上級者はスコアアタックを始めとしたやり込み要素といった形で幅広い遊びを楽しむことが可能。アクションゲームとして非常に完成度の高い作品である。

『蒼き雷霆(アームドブルー)ガンヴォルト』はニンテンドーeショップで販売中。価格は税抜きで1815円(2016年現在は税込1960円)。前作とひとつになったパッケージ版『蒼き雷霆(アームドブルー)ガンヴォルト ストライカーズパック』は税抜き4800円で販売中である。

 

www.nintendo.co.jp

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おまけ 

本作のBGM、及び謡精の歌を収録したサウンドトラックCDは9月27日発売予定。こちらも本作を遊んだ人はあわせてチェックしてほしい。

www.inti-direct.com