1000字中の備忘録

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定時退社への提示

diamond.jp

先日、偶然見かけた記事であるが、私とは大きく考え方が異なる仕事観を持っていて、何かと引っかかるものが多い記事だった。この「違和感」を少しでも払拭しつつ、物事を多面的に見るうえで必要なモノが少しでも掴むことが出来れば幸いである。

 

 

新入社員が定時で帰ってしまう理由の1つに「所属意識の違い」が挙げられます。

決められた時間の中で、業務をこなす。こういったアルバイト感覚、学生感覚が抜けきっていないうちは、組織に所属しているという意識が根付くまでに時間がかかります。新入社員が「定時だから帰る」という行動は、まさにその意識の延長線上にあります。 

筆者は新入社員が定時で帰るのは、会社上での仕事をアルバイトのように捉える学生感覚が抜けきっていないとしている。しかし、私は少し違うと考えている。アルバイトもまた会社に所属していると考えれば、見方が変わってくるのではないだろうか。

会社から給料をもらう以上はその会社に所属しているという責任意識を持って取り組むべきであり、給料が上がればその分受け持つ責任も大きくなる。アルバイトだって、バイト代という名の給料をもらっており、相応の責任を持って仕事をしているのだ。

「アルバイト感覚」もまた、立派な職業観の1つである。

 

例えば、「ノー残業デー」という取り組みをしている会社にもかかわらず、帰らない上司。形式上だけタイムカードなどを定時に打ち、日々深夜まで仕事をしている。強制的に一定の時間になると、社内ネットワークが切られるという状況でもパソコンを持ち帰り、家で作業する上司。 

文中ではこれらの上司の行動が自身の将来として写り、明るい未来が感じられないと語っている。

一つ言えるのは、「ノー残業デー」「タイムカード」「社内ネットワーク」という3つの言葉の存在意義を危うくしていること。将来性も何も、実際の会社でこんなことが起きていたら早急に改善しなければならないことだ。

特に、社内ネットワークで管理されているパソコンを外部に持ち出す行為は情報セキュリティ的に大丈夫なのか不安である。

【情報漏洩対策】社外ネットワーク接続による情報持ち出しリスク | アシスト

社内で構築されたモノや制度をないがしろにする行為はなるべく慎んでほしい。

 

いつまでも会社がアウェイという考え方は、実は正社員から最も遠のく考え方なのです。

逆に多くの時間を残業に費やしている中堅以上の社員は、所属意識だけでなく「居場所」を会社に求めている場合があります。ただ単に家に帰りたくない場合や、家庭の中で居場所がない場合。少し早く仕事が終わっても、まっすぐに帰らずに周りを食事や飲み会に誘う上司。これらは定時に帰るトンデモ新入社員とは、正反対だと言えます。 

何をするにしても仕事第一なのはまだ良いとして、「家に帰りたくない」や「家庭の中で居場所がない」というのはさすがどうだろうか。

独身なら趣味などを通して仕事以外の面で物事を見ることも必要になってくるだろうし、結婚している場合は配偶者や子供のことを考える必要だってある。なんにしても仕事の世界だけで物事を見るのは視野が狭くなる可能性がある。

 

無用に会社にいたくない新入社員と、無用に早く帰りたくない上司は相容れない存在かもしれません。しかし、新入社員の場合は、今後の働き方によってその意識も変化する可能性があります。

この場合、新入社員の働き方に対する意識が変化することで改善されると書かれている。しかし、それと同時に上司の働き方に対する意識が変化する可能性や、一見すると相いれない新入社員と上司が同時に働くことのできる環境づくりもまた、同じレベルで大切なことだと考えている。

お互いを受け入れようとする寛容さもまた、筆者が述べている「会社も居場所にする」ことに繋がっていくかもしれない。

 

何のために残業が必要なのかを新入社員に考えさせる。 

 「どうすれば残業を減らせるか」をまずは考えていきたいところである。

 

こんなところだろうか。一見すると自分とは全く異なる考え方を見かけると思わず反論したくなるものだが、その考えを通して自身の考え方を再整理するのもアリなのではないかと思う。こうした取り組みが寛容さを身に付ける第一歩になるかもしれない。