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1000字中の備忘録

最近のニュースからお気に入りまで、色々と文字に起こしていくブログ

オリンピック・タイムラグ

時事ネタ・思いつき
2016年8月6日、4年に一度行われるスポーツ祭典、リオ・オリンピックが開催された。開催前はブラジル国内の治安状況や宿泊施設の不完全さなどの不安要素を隠しきれていなかったが、今のところは滞りなく行われている。
ナイジェリアのサッカー男子選手が現地に到着したのが試合当日だったりと決して小さくないハプニングが起きているのだが、こちらに関してはナイジェリア側の不手際だろう。
 
それにしても開催国がブラジルということは日本から見ると地球の真反対側、丸半日という最も時差のずれが激しい地域でオリンピックが行われているということである。
そのため、日本国内で生中継を見ると昼夜が完全に逆転してしまう。せっかく4年に一度の大舞台、この機会でしか中継されない競技だってあるのだから少しばかり勿体ない気もする。今となってはデジタル衛星放送を通して見る番組にも不自由がなくなってきているが、だからこそ地上波には頑張ってもらいたいものである。
ニュースや速報ではない競技の様子を、日常生活に支障をきたすことなく見たいと思う人も少なくはないはずである。オリンピックの中継を12時間ズラして放送してくれる地上波はないものだろうか。
 
……と、ここまで書いていて「録画」の存在を今更のように思い出してしまった。中継の様子を自分の好きな時間で見ることが出来る今の世の中、生放送以外の形で行われるスポーツ中継というのは既に時代遅れということなのだろう。
しかし、今の時代はSNSがある。今だからこそ、一見すると時代遅れに見える生中継以外でのスポーツ観戦に価値を見出すことができるのではないだろうか。
 
テレビを見ている人がその感想をTwitterに投稿し、ハッシュタグで共有する試みは既に行われている。オリンピックという大舞台だからこそ、多くの人に録画ではないテレビ中継を見てほしいものである。
このライブ感は個人のタイミングで再生する録画では決してできない芸当である。もっと言えば日本で見ている人口が最も多い放送形式で放送するのが望ましい。これが、わざわざ時間をズラしてまで地上波で中継を行うことで得られる恩恵である。ついでに試合中に行われている駆け引きや注目選手の情報を常時表示することが望ましい。試合後に改めて行う中継だからこそ可能な放送形態があるはずである。
 
リオオリンピックの次に待っているのは2018年の韓国、そして2020年に行われる日本である。今回のリオオリンピックでは、スポーツ中継そのものを多くの人にオリンピックを見てもらう試みが必要だったのではないかと考えている。