1000字中の備忘録

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検索機能スパイラル

私はものを探すのが苦手な人間である。モノを見る時に大雑把に見過ぎるせいか、モノを探す時は何度も同じ場所を確認して、その度に「本当にないな?」と確認して一か所を長時間かけて確認を行う。
書店で本を探す時もだいたいそんな感じで、お目当ての本をあっさり探し当てることはあまり多くない。

 

そんな時に役立つのが書店内に備え付けられたPCである。最近の大型書店はPCで店内の在庫状況を検索することができるほか、印刷することで情報を手軽に携帯することができる。
専用のアプリケーションをスマートフォンにダウンロードしておくことで同じことができるので、同じ店舗を何度も利用する人は前日の段階で入荷状況を確認しておくことができる。
 
しかし、今回利用したサービスにて一つの問題が発生した。それは「情報通りに書籍が置いていない」という問題である。今回購入した漫画は最近発売された新刊であったために、本来とは少し違う新刊コーナーに置いてあったのだ。印刷された情報とは少し離れた個所であったために、見つけるのが少し遅れてしまった。
 
検索機能はいわば虫眼鏡である。検索機能というと何かと虫眼鏡が連想されるのか、様々な検索機能で虫眼鏡が描かれていることが多い。虫眼鏡とは特定の個所を集中的に見るためのツールであり、見たいものをより詳しく見ることができる。
今回の場合は山のようにある書籍から、その本が配置されている本棚まで絞り込むことで、一つの本棚を集中的に見ることが出来るようになり、見逃すことも少なくなる。
その一方で、検索機能を使うと視野が狭くなる。検索機能によって弾かれた部分は考慮することもなく選択肢から外してしまうからだ。
 
視野を狭くするとそこに答えがあると錯覚してしまう。そのため、いざ間違っていた時のショックが大きいのに加え、立て直しが難しくなる。
そのため、間違っていると判断したら、一度検索条件を絞りなおす必要が出てくる。書店全体は言い過ぎだとしても、その書籍のジャンルに合わせた新しい検索条件の設定が重要である。今回は店員に尋ねなかったが、違う視点からモノを見るという意味では効果的だったかもしれない。
間違っていると判断したときは今一度広い視点で対応することが求められる。これが今回の教訓である。